ごぼうを買ってきて切ってみたら、中心のあたりが空洞になっていることはありませんか?
買ってきたばかりなのにちょっとショックですよね。
同じ値段なら少しでも鮮度のいいごぼうが買いたいです。そのときの見分け方についてもご紹介します。
ごぼうの中心が空洞でスカスカでも食べられる?
ごぼうの中心に空洞がある状態は、スが入っているといいます。
豆腐に火を入れすぎたり、プリンを加熱しすぎたりするときに入るスです。
ちなみに、「すがはいる」の漢字が気になったので調べてみたら、これでした。
むずかしっ!
ひげみたいですね~。
ダイコンやゴボウなどの根菜類、スイカなどの果実において、すができることが多い。組織が外側に向かって成長しすぎることなどが原因で、内部が割れて空間(亀裂)ができるのである。すができると見た目だけではなく、味や食感に変化が見られるため商品価値は著しく落ち、通常は出荷にはいたらない。冷蔵庫などにおいて保管している際にも生じることがある。とくにスイカにおいてはその熟れ具合を手で叩いて音を聞き分けることがあるが、すが入っていると響きのない独特の音となるために食前にわかることがある。
すが入ると美味しくないと言われていますが、ごぼうの場合そこまで気になりません。
もともとなめらかなものではないですしね。
細い千切りやささがきにしてきんぴらにすると、あまり変わらない気がしました。
成長途中にできることが多いので、買ってきてすぐのごぼうでも見られることがあります。買う前になるべく空洞がなさそうなものを買うことが大事ですね。
ちなみに中心のあたりが赤くなっているのは、空気に触れて酸化してしまったからです。
腐っているなどではないので、こちらも食べても大丈夫です。
ごぼうの鮮度の見分け方は?
ごぼうって鮮度が分かりにくいですよね。
買ってきても牛蒡を切るのは割と時間がかかるので、なかなか手をつけられずにそのまま床に放置されていました。笑
でも、2週間ぐらいたっても元気でした。
それは、泥付きごぼうだったから。
ごぼうは泥付きのものと、洗ってあるものが売られています。
洗いごぼうより、泥付きのほうが長持ちするのです。
泥がごぼうを乾燥から防いでくれるからです。ごぼうは水分が少ないので、腐るというよりは乾燥してカピカピになってしまう方が多いですよね。
泥を落とすのが手間に感じるけど、無駄にしたくなければ泥ごぼうをおすすめします
どちらにしても皮をむくから実際はそれほど手間じゃありません。
なるべく鮮度がよく、中が空洞じゃないごぼうを選ぶためのコツは3つ。
太さが中ぐらいのもの。太すぎるものは避ける
太いごぼうはすが入りやすいです。中くらいのほうがなかまでしっかり身が詰まっていることが多いですね。
太いほうがお得な気もするけど、そこはぐっと我慢。
そして、太さがなるべく均一なもののほうが美味しいと言われています。
先っぽが細くてしなしなしているのは古くなっているのでNG。
また、ごぼうの切り口を見て、空洞が見えないものを選びます。
結構空洞がある率は高いので、あんまり神経質にならないで。
一番太い部分だけ空洞になっていても、その上(下?)は大丈夫なこともよくあります。
固くて重いもの
軽いものは空洞ができている可能性があるので、重いもの。
曲げたときに弾力のあるものが新鮮です。売り物をあんまり曲げちゃダメですけど。
柔らかくなったものは古くなっている可能性があります。固いほうが新鮮。
ひげ根が少ないもの
小学校理科?中学校理科?で習うひげ根。
細い根っこのことです。
栄養豊富な土で育ったごぼうは、ひげ根が少ないのだそう。
ひげ根を出さなくても栄養がたくさん取り入れられるからです。
細かい根っこが少ないゴボウを選んでくださいね。
美味しくて新鮮な野菜を選ぶことも、節約につながりますね。
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まとめ
ごぼうは1年中売っていますが、旬は11月ぐらいからの秋冬なんだそうです。
たしかに、ごぼうのようなこっくりした根菜が食べたくなってきました。
空洞があっても食べられますが、できれば買うときに確認したいですよね。
切り口を見る、太さを見る、ひげ根を見ることで鮮度のいいゴボウが見分けられるので、ぜひスーパーで確認してみてくださいね^^