片付けにはやりやすい順番があります。
それを間違えてしまうとやる気がなくなったり、挫折しやすくなってしまいます。
まず何から始めるといいのかをお話ししたいと思います。
片付けと断捨離は違う
片付けとは本来、使った物、出した物を元に戻すことです。
整理や断捨離などの「捨てる」こととは違うのですね。
整理収納アドバイザーの講座で知りました。
片付けは簡単なことです。
ただ元に戻すだけなんだから。
それが出来ない理由は2つあります。
1つは物が多すぎること。
もう1つは戻す場所が決まっていないことです。
それを解決してあげると、片付けは誰でも簡単に出来るようになるのですね。
片付けの順番
早速、片付けの順番をご紹介します。
①片付ける場所を決める
まず何から始めるかというと、どこを片付けるかを決めることです。
なるべく小さい面積で、区切りが分かりやすいところがおすすめ。
テーブルの上とかキッチンカウンター、靴箱の上、洗面台の棚などがいいと思います。
狭い場所でもすべてを片付けてスッキリすることでモチベーションのアップにつながります。
15分ぐらいで全部片づけられる範囲を選びます。
床や押し入れなどは範囲が広くて時間もかかるので、中途半端になりがち。
中途半端になるとやっぱり自分は片付けできないんだ、などどと挫折してしまいます。
最初はやめた方がいいですね。
寝室の片付けをしたときの記事もあるので、良かったらご覧ください。
②ゴミを捨てる
片付ける場所が決まったら、そこに出ている物の中でゴミを捨てます。
テーブルの上は意外とゴミも多いです。
パッケージのプラごみとか、空のペットボトル、今日の新聞など。
まずは明らかにゴミであるものを捨てます。
新聞も朝読んだら、大体もう読まないことが多いですよね。
夫が出ていくときに自分も読み終わっていたら、玄関の新聞入れに戻そうと思います。
③定位置を決める
ゴミを捨てたら残りはしまう場所を決める。
モノにすべて定位置を決めることが出来たら、部屋が散らかってもすぐに戻せるんです。
定位置の鉄則は、使う場所の近くに決めること。
はさみや筆記用具はテーブルの近くに収納します。
キッチンでは、火と一緒に使うものと水と一緒に使うものは分けます。
お玉や菜箸、へらなどはコンロの近くに、泡だて器はシンクの近くに定位置を決めるんです。
キッチンツールとしての分類は一緒だけど、使う場所が違う。
使う場所の近くに収納すると使いやすくなります。
あと、頻度で分ける方法もあります。
使う頻度が高いものは手に取りやすい場所に。
頻度が低いものは高い場所や低い場所に。
靴箱では、よく履く靴を腰から胸ぐらいの高さに収納します。
我が家の靴箱は、上の方にはシーズン外の靴やブーツなど今履かない靴。
真ん中が私と夫の靴。
下の方には子供たちの靴と決めています。
④時間があれば断捨離
定位置を決めたらそこに戻すだけですが、その場所がすでにいっぱいだったら入らないですよね。
時間があればその収納の中を断捨離します。
中身を全部出して、必要なものを残し、また定位置を決める。
それは理想ですが、時間がないときはやらなくてもOK。
今回は片付けが目的なので、ひとまず定位置が決まれば良しとします。
収納があふれてしまっても、最初に決めた場所が綺麗になればいい(笑)
あんまり一気に頑張りすぎないことが片付けを続けるコツだと思います。
他にも片付けのコツがたくさんあります♪
物を減らせば片付けの手間も減ります。
まとめ
片付けは順番を守ればとても簡単です。
やることはシンプル。場所を決めて、元に戻すだけ。
家の中のすべてのモノに定位置を決めるのが大変ですけどね。
新しく買ったもの、もらったものは定位置が決まっていなくて、散らかりやすい。なるべく早く収納場所を決めてあげることが大事です。
片付けは狭い場所から始めて、だんだん広い場所に移っていきます。
それが一番挫折しにくく、やる気も続く順番でした。
今日も片付け・断捨離頑張ります♪